東京ビッグサイトの、「電子出版EXPO」「国際ブックフェア」に行ってきた。
電子書籍ブームはひところの勢いがなくなってきたような気がするが、新聞などの報道によるとじわじわと動きがあるらしい。
電子出版EXPOはかなりの人出だった。平日のせいかもしれないが、来場者のほとんどが出版関係者のようだった。ブースも、出版する側にアピールするもので、購読者が見るべきものがあまりない。
同じ会場内の「ブックフェア」の方は、一般読者向けの展示もあり、書籍の割引販売もあるので、家族連れなども結構めだったが、電子書籍やブックリーダーなどの展示は、私が見たかぎりでは見当たらなかった。
この落差はどう解釈できるのだろう。出版側は、電子化に対するはっきりとした危機感を抱いていて、ソリューションを熱心に探しているけれど、出版そのものに注力しているので、一般ユーザへのアピールは後手に回っているということだろうか。
とりあえず、品数を揃えることが電子書籍普及の第一条件ということで動いているのだろうけど、フォーマットの統一と扱いやすいブックリーダー(機器)を切望。
本日の電子化
泡坂妻夫 亜愛一郎の狼狽
同 亜愛一郎の転倒
同 亜愛一郎の逃亡
宮部みゆき パーフェクト・ブルー
宇江佐真理 玄冶店の女
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