2011年7月10日

Sony Readerと文庫本

Sony Readerの諸元については、Webで調べればすぐ判る。しかし、実際に文庫本と比較したときの大きさとか重さなどについては、あまり書かれていないような気がする。
Readerには5インチと6インチのモデルがある。海外では9.5インチ(?)のモデルも出ているが、日本で入手することはできないようだ。
私が持っているのは5インチモデルだが、公式サイトによるとサイズは最大寸法で104.6mm×145.4mm×9.2mm、重さは155g。これに純正のカバーをつけると、縦横厚さでそれぞれ約+4mm、重量は+80gとなる。
大きさ文庫本と比較した場合は、図のとおりとなる。文庫本よりも縦が約10mm、横が約2mm短い。気をつけなければならないのは、これはReader本体の大きさの比であって、画面はさらに小さくなるということだ。いわゆる「額縁」と操作ボタンの部分を除いた画面の大きさは、76mm×101mm。図の、内側の青い長方形の部分である。では、文庫本における一般的な本文部分の大きさはどのくらいかというと、大体82mm×123mmであった。図の緑色の長方形がそれを示している。
つまり、5インチのReaderでは、文庫本の本文をそのままの大きさでは表示できない。
電子書籍ストアで購入する場合は、ちゃんと読みやすいように整形され、自分で文字の拡大もできるからよいが、「自炊」の場合はMetilTranなどで再配置を行わない限り、本の1ページをそのまま表示する仕様になるので、少々読みづらくなるのは覚悟しなければならない。
このあたりについては、また明日。

今日の電子化書籍は、各500ページという分厚い本なので、4冊。
本日の電子化
アン・マキャフリィ 銀の髪のローワン
同        青い瞳のダミア
同        ダミアの子供たち
同        ライアン家の誇り

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