2011年7月6日

自炊のはじめ

なぜ「自炊」を始めたかというと、前から興味はあったのだが、多分に震災が影響していると思う。
ついこの間の松本の地震でも、「崩れた本に埋もれて男性死亡」という記事が出て、やっぱりかなりまずいんじゃないか、と改めて思う。
自宅の本棚は作りつけなので、倒れてくることはないが、中の本は降ってくるだろうしなあ。

で、始めてみようと思い立って、まずSonyのReaderを買った。持ち歩くのに軽い方がいいので、5インチのもの。これで、青空文庫のテキストを加工して読んでみて、いけそうだと判ってから、スキャナ購入。書籍のメインは文庫本と単行本なので、オーソドックスにPFUのScanSnap1500を選んだ。
書籍の解体用には、とりあえずOlfaのロータリーカッターと100円カッター。
色々情報を調べながら、Metiltran,PDFDiet,ChainLPなどのツールを揃えて作業開始。

今日で約1ヶ月だが、これまで「炊いた」本は75冊。これが多いのか少ないのかはわからない。
1日2.5冊平均だが、処理するのは最高5冊までと決めている。なぜかというと、手がもたないから(笑

カッターで処理するのは、かなり指と手に負担がかかる。5日目ぐらいで、指がしびれ、関節が痛み出した。もともと腱鞘炎になりやすい体質でもある。この日はがんばって8冊処理したのだが、もうこりて、次の日からはペースダウンすることにした。
で、ボーナスが出たのを期に、決心して断裁機を買った。売れ筋の、PLUSのPK-513L。
高価だし、重くて大きいので、今まで購入をためらっていたのだが、使い始めてみて、やはり買ってよかったと思う。今まで解体に5分ぐらいかかっていたのが、20秒ぐらいで済むし、何より手に負担がかからない。
これからが本当の自炊開始になるのかな。

電子書籍に関する思いとか、作業メモとか、ごく適当に書いていくつもり。


本日の電子化

宮部みゆき 火車
西澤保彦 リドル・ロマンス

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